フランス人が東京で考えた。-働き方・休み方-

フランス語会話学校エコールサンパのスタッフがライフスタイル、日本での生活を通して考えたことを、サンパに(sympa: 好意的に)本音で語ります。

オンとオフの切り替え方

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日本とフランスとで大きく違う点は、職業生活とプライベートがどの程度混ざるかだと思います。日本では働く人々の日常の大半は、会社で占められている印象があります。家にいても仕事を完全に忘れている時間は、それほど長くないのではないでしょうか。プロフェッショナルでいながら、オンとオフを完全に切り替えるには、どうしたらいいでしょう?私の場合について話したいと思います。

 

1週間が終わって「さあ週末!」というタイミングで、私が必ずやっていることがあります。これをすることで強制的に仕事モードからオフモードに切り替え、完全オフの週末を始めるのです。まず最初はお気に入りラジオ番組を聴きながら料理。料理に没頭している間は、頭の中を真っ白にできます。これで頭の中心を占めていた仕事上の問題を、いったん脇に移動させます。それから来週頭にまず取りかるべきことを、ぜんぶ付箋に書き出します。書いたら、いったん忘れます。ここからの週末の時間はまるごと自分の時間だと、自らに言い聞かせるのです。読書に没頭したり映画やドラマを観るなど、平日とは別世界に浸れる趣味も効果があります。

 

スマートフォンの扱いにも注意しています。妻と家で過ごす間は玄関に置いておき、時々チェックする程度にとどめます。平日の夜も寝室に持ち込むことはしません。誰かが連絡して来たら、返事はたいがい翌日でも間に合います。

 

週末が終わって仕事に戻る日は、まず家を出る前にメモとスケジュールをチェック。仕事モードに完全に切り替えます。良い週末を過ごして充分にリラックスした自分は、けっこう冴えていると思います。

 

平日の夜も自分を解放するための習慣があります。お気に入りのラジオ番組を聴きながらシャワーを浴びて、寝る前は小説を読むかフランスの歴史の本を読みます。日本語の単語を覚えるときもあります。

 

スポーツも自分を解放する絶好の機会です。多少疲れていても、自分を鍛え(友達と一緒であればベストですが)リフレッシュできる最高の時間になります。仕事に戻るとき、その効果を感じます。

 

家族と過ごす時間も大切にしています。両親とは週に2回スカイプで話をします。祖父母と妹とも、まめに連絡を取りあって近況を伝えます。家族はとても大切な存在。欠かせない時間です。友人と出かけるときは、できるかぎり仕事の話はしないようにしています。どうしても避けて通れないときは、建設的に語ろうとつとめています。

(Damien L)