フランス人が東京で考えた。-働き方・休み方-

フランス語会話学校エコールサンパのスタッフがライフスタイル、日本での生活を通して考えたことを、サンパに(sympa: 好意的に)本音で語ります。

フランス人男性流?私流?ワードローブ

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Didier

学生時代の、10代の頃の写真を久しぶりに見ることは、私にとって苦痛以外の何ものでもありません。着るものに関しては長い間、理想の自分と現実との間にある、大きなギャップを痛感してきました。誰かに似合うものが、誰にでも似合うとは限りません。

 

当然だよ。あなたは言うでしょう。しかしこの現実を受け入れるには、かなりの努力が必要です。時間だってかかります。自分自身への問いかけも必要です。職業的、社会的、あるいは家族のなかで、自分がどんな役割を選びとるのか。そうした様々な問いかけを、たくさん重ねて突き詰める必要があります。

 

大学生の頃から今も好んでよく着ているアイテムは、シャツです。単色、モチーフ入り、いろんな色が入ったチェック、長袖、半袖、いろいろあります。今はおおむね成功と言っていいでしょう。そう。服を買うときに大切なポイントは、ワードローブの中身をチェックすること。そして選び方に一定に基準を設けることです。以前は全く考えていなかったことですが・・・。

 

いい服を持つことが全てではありません。自分が着るものへの敬意が必要です。身につけるものと自分の行いが一致していることが大切です。服装に応じて違う誰かになろうという意味ではありません。全く逆です。自分にふさわしいもので身を包むのです。フランス語に≪L'habit ne fait pas le moine.≫(服が修道士にするわけではない)という諺があります。見かけが、特に服装がその人を作り上げるのではない、という意味です。

 

この仕事をしていると、毎日たくさんの人と会います。私にとって外見に注意を払うことは、生徒さんや同僚への敬意を表すこと。そして毎日着るものに気を配っているうちに、自分に似合うものとそうでないもの、自分へのプレゼントとしてふさわしいものとそうでないもの、自分に必要なものと不要なもの、本当に好きなものが、分かってきました。

 

(Didier L)